パニック障害かもしれません
パニック障害の症状について
車を運転していたら急に息苦しくなり、そのまま死んでしまうのではないかと
強い恐怖心にかられ車を止めて避難する、などの症状が突然起きることがあります。
次第に満員電車や人混みの中でも同じような症状が出現するようになって日常生活に支障が生じるようになります。
このような症状はパニック発作と呼ばれています。
パニック障害はなぜ起きるか
狭い空間に長くいたり、人がたくさんいる場所では逃げ場がないように恐怖感におそわれ強いストレスを感じます。
脳には扁桃体という不安や恐怖を感じる場所があります。
もともと扁桃体の活動性が高い方がパニック障害になりやすいと考えられています。
パニック発作の治療について
パニック発作は特に神経質な方がなるわけではなく、脳が恐怖を感じる機能が高いと考えられています。
抗うつ薬が扁桃体の活動性を抑えるので、基本は薬物治療となります。
パニック発作が起こりやすい状況に対して恐怖感を感じにくいようにする行動療法も有効な治療方法です。